NPOはフロンティア

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仕事とプライベートでNPOに関わり続けて約20年。
たくさんの活動を見て、ふれてきたなかで、私はNPOを表すとき「フロンティア」という言葉をよく口にしてきました。

フロンティアは開拓者とも言われます。制度化や行政施策化がされず、また社会に認知されていない分野に課題を感じ、その解決のために市民有志で活動・サービスを新たに創出していく。また、社会に向けて提言・メッセージを発信していく。そんな姿をたくさん見てきたからです。

有償非営利による住民相互の助け合い活動、子どもから高齢者が集まる大家族型デイサービス、障害のある人の働く場づくり、屋外型の自然美術館・博物館構想など、例をあげればキリがありません。今では認知され一般化している活動・サービスも、はじめた頃は行政や住民になかなか理解を得られず、とても苦労したと活動者からよく聞きます。

そんな苦しみを乗り越え、活動を継続していくなかで、社会の課題に気づく人が増え、共感しともに活動する人や支援してくれる人が増えていくのです。これがNPOらしさであり、社会におけるNPOの存在意義と考えます。

まさに「社会を変える市民のチカラ」なのですね。
副理事長 半田雅典