小さな組織のマネジメント

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 NPOのような小さな組織はマネジメントがなかなかうまくできません。その理由の1つが「must」が多すぎるからだと感じています。小さな組織は何でも自分でやらざるを得ないため、本当は「want」を求めていてもそれができなかったりします。mustとwantのバランスが偏ると思うような成果がでなくなります。
 小さな組織をマネジメントするには、まずはこのmustを減らさなければいけません。その手段は当たり前ですが仕事を人に頼むことです。お金を出して頼むことです。
 小さな組織は資金も少ないため「人に頼むなんてできない」と思われますが、それは間違いです。その仕事の担当者は「自分にしかできない仕事だ」と思うかもしれませんが、これも間違いです。たとえ資金が少なくても、1日かかる仕事を半日でできる人がいれば頼みますし、自分にしかできない仕事も、その手順を書き出してみると意外と誰でもできる仕事だと気付いたりします。
 そうなると次は「頼める人がいない」という声が聞こえてきますが「有償」であれば会員やボランティアなど、広く呼びかければきっと誰かに行き当たります。私のmustは誰かのwantになり得るからです。
 小さな組織のマネジメントの第一歩は、仕事の「時間管理」だと思っています。自分でやるのは簡単ですが、頼めることは人に頼み、ビジョンに向かってやりたいことをやる時間をつくる。これってとても大切なことではないでしょうか。
理事  近藤 純次