昨年はこの言葉を体感する1年でした。
2017年5月、私は高知大学が実施する「土佐フードビジネスクリエーター(土佐FBC)」の養成講座に入学しました。食品化学、食品流通などについて合計180時間、毎週火曜日と金曜日の夕方から夜まで高知大学物部キャンパスの教室で講義を受講する、という講座です。
食品化学の分野は初めて学ぶ内容でしたし、また栄養機能表示など最新の知識を身につけることもでき、食品加工や商品開発について視野がぐっと広がりました。今年の3月には高知大学の銘が入った卒業証書を晴れて受け取ることができ、40歳代の半ばにして改めて学を修めることができたことに感動したところです。
今回の受講を通して感じたことは、
「学ぶことは人を成長させるきっかけであること」
そして、
「学びを通じてつながる人脈は宝であること」
「何歳になっても学ぶことに挑めるモチベーションを持ち続ける自分でありたい」
ということでした。
そのために自分に課していたことが3つあります。
1、受講時は最前列に座る
2、必ず質問をする・発言をする
3、できる限り欠席しない
1と2はほぼ満点近く実践できましたが、3に関しては仕事の都合で欠席・補講という形になってしまった講座がいくつかありましたので、80点ぐらいでしょうか。(笑)
ということで、2017年は自分自身を高めることができた1年でありました。
高知県内のNPOでも地域食材を加工品にして商品開発にチャレンジするケースが増えてきました。「商品開発を通じたファンドレイジング」として、土佐FBCで学んだ知識と経験を発揮していきたいと思います。
理事長 東森 歩