楽しさはNPOの推進力

はじめまして 池澤良子(いけざわりょうこ)と申します。2015年4月よりNPO高知市民会議の理事をさせていただいています。私は高知市に生まれ、25年ぶりに高知に移住しました。

移住する直前の12年間は、東京・ボランティア市民活動センターで相談専門員をしていました。NPO・市民活動団体の設立や運営相談、ボランティアマネンジメントをはじめとする研修プログラムの開発、実施などです。

そんな仕事柄、全国のNPO・市民活動センターを知る機会もあり、「NPO法人NPO高知市民会議」の名前は全国的にも群をぬいて有名でした。「とさっ子タウン」や「天国からの寄付ぎふと」など、その先進性や独自性の高いさまざまな事業そのものだけでなく、ポスターやパンフレットのデザイン性の高さに心から敬意を感じていました。色や言葉、デザインがあたたかさがありながらも、必然性や目的がどんと心に入ってきて、共感する。そして関わりやすい。人の生活や心にとても近いところにある、そんな印象がありました。また、多くの人々が楽しく、主体的に活動されている様子も伺って、その理念や運営体制もすばらしいな、と思っていました。

私はよさこい祭りが大好きです。何万人という市民が自ら、よろこんで、楽しんで、資金集めをはじめ労力の提供をして成り立っている。とても高度な市民活動の歴史があります。

私は人々が集まって話し合う場「ワークショップ」を開催するのが仕事です。高知は光や空気の美しさがとても高い土地なので、「ワークショップ」開催にとても適しています。高知をワークショップ開催の有名な土地に、さまざまな団体をリクルートし、高知を経験し楽しんでもらえる人が増えるといいな、と思っています。どうぞよろしくおねがいします。
理事  池澤 良子