地域コミュニティの、つなぎ役「社会教育士」について

コミュニティの希薄化、空き店舗が増える商店街、子育てや介護が生む孤立、居場所や出番がない子ども、若者、災害から命を守る防災の備え、国籍の違いや障碍の有無など、私たちのまちやくらしにある様々な地域課題の解決に向けて活躍が期待される「社会教育士」を知っていますか?

「社会教育士」とは、地域を面白くしたい、新たな人ともっと出会いたい、多様な人ともっとつながりながら活動したい、という前向きな気持ちになれるきっかけを、社会のいたるところに仕掛け、豊かな地域づくりへの展開を支援する専門家です。

社会教育士は、「社会教育主事」という社会教育を行う者に対する専門的技術的な助言・指導に当たる専門家養成の講習を一部改正して誕生した制度です。取得するには、文部科学大臣の委嘱を受けた大学等の教育機関が実施する講習や大学での養成課程の修了が必要です。

今年度(令和3年度)、高知大学でも8月に「社会教育主事講習」として、社会教育士が取得できる講座が開かれていました。

私が関わる教育の世界でも、これからますます、こどもたちの成長に一役も二役も買って出てくれる地域の力が必要になってくると思われます。来年度はぜひ「社会教育士」の講座に挑戦してみたいと思っています。

ちなみ今年度は島根大学の講座を申し込みましたが落選してしまいました・・・💦

文部科学省 社会教育士についてhttps://www.mext.go.jp/a_menu/01_l/08052911/mext_00667.html

理事 北川力