「今こそNPOが活躍する社会を」
2020年も半年が過ぎたが、世の中の状況を見ると激動の時代に突入してきている。
新型コロナウイルスの感染増加から始まり、東京オリンピックの延期を含めた経済活動の停滞、
そして7月は全国各地での水害被害など今年は多くの苦難が起こっている。
ただこんな時だからこそNPOの役割はますます大きくなってきているのではないかと思っている。
高知県内でも、子ども食堂をしている団体がコロナウイルスのために
収入の減った県内在住の学生向けに食料品の配布を行っている活動が出てきている。
このようなサービスを行政が行うと予算化、事業化のプロセスがあり、
支援まで数か月は要することとなる。
(定額給付金の配布、マスクの配布がなかなか来ないことは記憶に新しい。)
困っている方や社会課題があれば、多くの方を巻き込み行動に移すことができることは
NPOの強みであり、社会を良くしていく原動力となる。
コロナ関係でNPO自体も寄付の減少など受難が非常に多いが、
そんな激動の時代だからこそNPOに
ヒト・モノ・カネが集まる仕組みを作ることが必要だと感じている。
NPOが活躍できる社会を作っていけるように中間支援組織として役割を考えていきたい。
井上将太