はじめまして、2015年4月よりNPO高知市民会議の理事をさせていただいています、梶英樹(かじひでき)と申します。
昨年4月、東京から高知へやってきました。以前は大阪で中間支援NPOの職員としてNPO・市民活動団体の設立や運営相談や、民間企業の社会貢献活動を推進する活動(セミナー開催や相談コンサルティングなど)に携わっていました。その後東京に移り、こども支援の国際NGOでファンドレイザー(民間資金調達の専門職)として、特に法人とのパートナーシップを構築し様々なファンドレイジングに携わってきました。
そんな中、2011年3月11日の東日本大震災の発生後、岩手、宮城、福島の被災地を駆け回り、被災したこどもたちのために活動するNPO・市民活動団体の活動を応援するため企業からの支援金をもとに助成ファンドを立ち上げて資金仲介のサポートを行ってきました。
高知に来てとても驚いたのは、高知ではファンドレイジングに関心を寄せ、その新たな手法を積極的に取り入れることにとても関心が寄せられていたことです。「ファンドレイジング・ジャパンinこうち」など大きなフォーラムが開催され、また最近注目されているクラウドファンディングについてもよく耳にします。それに加えて、こどもの参加によるまちづくりにとても熱心な印象を受けました。これまで地域を盛り上げて行くことに世代を超えた意識や実践の土壌が培われてきていた証拠なのかもしれません。
私自身、NPO/NGOの世界で長年ファンドレイジングに携わってきたこともあり、その知識や経験を活かして、高知のNPO・市民活動団体の活動がより活発になって市民参加が拡大していくツールとしてファンドレイジングの広がりに貢献できればと思っています。私は「楽しく資金調達する!」がモットーです。どうぞよろしくお願いします。
理事 梶 英樹