NPOは自己成長の場

NPO高知市民会議の理事になって、あっという間に二年が経過し3年目にして副理事長という大役を仰せつかりました。心地よい緊張感のもと、毎月の理事会や事業に関わることで、多くの学びと刺激をいただいています。

私にとってNPOは「自己開拓」の場だと思っています。
「開拓」とは、新しい分野や領域、あるいは人の進路や人生・能力などを切り開くこと。
「己を磨き、可能性を発見する」ことが自己を知るうえで最も大切なことだと思います。
自己を深く知るということは、自分の弱さに向き合うことであり、自分の新たな可能性を見出すことにつながります。新たな可能性は新たな展開を生み、またその「気づき」や「学び」を多くの人に伝えることが、私の役目だと思っています。

もうひとつの役目は、私が担当するファンドレイジングプロジェクトの活性化を図ることです。市民活動団体が活動を継続していくうえで、運営資金をいかに確保するかが大きな課題となっています。そこで、資金確保の仕組みとして「寄付ぎふと」プロジェクトを実施していますが、まだまだ知名度か?低く世間へ浸透させるために、積極的・自発的に情報発信等を行い、共感や関心を持つ者を増やして「社会に寄附をする」という意識を広めていきたいと思います。

まだまだ未熟な私ですが、NPO活動を通じて「社会を変える市民のチカラ」になれるよう日々精進したいと思います。

副理事長 浦井理恵