想いをカタチに。NPO法設立から20年。

副理事長の井上将太です。少し自己紹介をさせていただくと高知県出身、高知県育ち、高知大学に進学をして、その後県外で5年間働き、2018年に高知にUターンをしました。

そんな私とNPOの出会いは2009年頃、学生の時にお世話になった嶺北地域で地域づくりを行うNPO法人を知り、興味を持ったことを覚えております。当時はNPO法設立10年ということもあり、世の中ではNPO法人がビジネスの手法で社会課題の解決を行うソーシャルビジネスや社会起業家という言葉が出始めている時でした。

その後、私自身も学生のNPOを立ち上げて、実際にNPO活動に関わることになり、様々な経験をさせていただきました。実際にNPOを運営していくと苦労も多くありましたが、やはり一番大切なことは「想いをカタチに」していくこと。多くの方を巻き込みながらミッションを持ち、活動するNPO活動の醍醐味はそこにあるのではないかと思います。

そしてNPO法設立から20年を迎える今年。世の中の流れとしては、ソーシャルメディアの発展などもあり、寄付(資金)を集めるファンドレイジングなど「想いをカタチに」していく方法も大きな広がりを見せているように思います。県外にいても、海外にいても情報発信をしていけば支援や共感の輪を広げることが可能な時代になりました。

そんな新たな時代の幕開けを記念して、NPO高知市民会議は今年の10月に設立20周年記念セレモニーの開催を計画しております。これから時代のNPOの「想いをカタチに」していけるように取り組んでまいりますので、ぜひ奮ってご参加ください。

副理事長 井上将太