「多文化共生」という言葉を聞いたことはありますか。
最近、ニュースなどでも良く使われるワードですが、私もよく分かっていないところがあるので、あらためて調べてみると、多文化共生とは、『異なる国籍や民族の人々が、互いの文化的な違いを尊重し、対等な関係を築きながら、地域社会の一員として共に生きていくこと』だそうです。
この言葉をよく耳にするようになった背景には、近年、グローバル化の進展や少子高齢化に伴い、日本国内でも外国からの移住者の数が増えていることがあるようです。
2023年12月末時点で、日本全国に約340万人の外国人が在住しており、これは総人口の約2.7%に相当するとのこと。高知県でも、4,220人(2020年)の外国籍の方がいるようです。
これからの地域を考える時に、外国の方とどのように協力していくかという視点は、きっと必要になると思います。
その際に相手のことを知ることも大事ですが、自分たちのことを相手に伝えられるように、自分たちの地域のことを知っておくことも大事ではないでしょうか。
高知にも、多文化共生の視点で活動をしている団体が沢山あるようです。
これからは、「多文化共生」のワードを意識してみたいと思います。
理事 北川 力