牧野富太郎博士の足跡をたどって

NHK朝ドラの「らんまん」が放送を開始して2カ月以上が経ちました。
今年のGWでは県立牧野植物園では多くの観光客が訪れ、植物への興味が大きく広がる1年となりそうです。

そんな私も今年のGWに旅行は行かずに、安芸市の東山森林公園を歩いて散策をしました。
普段は歩かない森林公園でしたが、ゆっくり植物を見ながら歩いていくと多くの植生と豊かな自然に感動がありました。森林公園なので、様々な樹木を植林していましたが、高知の魅力の一つはこの多様な植生だと改めて感じました。
その多様な植生を生み出しているものも高知の急峻な山や温暖な海流や特殊な地層があります。
牧野博士が高知県で学び、そして多くの新種を発見したことも頷けます。

今年は私自身、牧野博士の足跡を辿って高知の様々な山林を訪ねる1年にしたいと思っています。
今回の朝ドラがキッカケとなり、一人でも多くの方に植物の魅力や高知の自然の価値が広がっていくと嬉しいです。

理事長 井上 将太