ボランティア事前学習をしました

よさこい祭り高知大学演舞場で、大学生と一緒にボランティアを依頼した伊野商業ツーリズムコースの2年生を対象に、よさこいボランティアの事前学習で講師をしました。

よさこい祭りの歴史、変化と発展の経緯、全国への広がり、競演場の課題などを生徒たちに教え、高校生たちのよさこいの経験やボランティアで観光ガイドをした話を引き出し、高知大学演舞場でスタッフをするうえでの期待される役割を伝えました。

よさこい祭りは戦後生まれの祭りでは最大の成功事例で、高知から全国・世界に広がったことに誇りを持ってほしい、と話題にしました。同時に、地域の高齢化や商店街の変化で、支える側には厳しい現実があることも知ってもらいました。

ボランティア募集の立場からは、給水や誘導などの業務説明をして、安全に活動ができれば十分なのですが、ボランティアをする背景や意義の理解が進めば、生徒たちにとって、学びと気づきが多くあるのではと学校側に話をして、放課後に事前学習をしました。

今回の取り組みが、子どもたちのよさこいボランティアにおける、「事前学習→ボランティア→事後の振り返り」を進めるモデルになればと願っています。

理事 川竹大輔