シチズンシップ育成

自粛と共にあったこの数年から、withコロナの時勢に移行し「よさこい祭り2023」も盛大に開催された。

NPO高知市民会議が多くの個人や団体の協力を得て2009年から始めた、こどもが運営するまち「とさっ子タウン」も 8月19日・20日の二日間、コロナ感染予防対策で人数をいつもの約半数に絞りながらも通常形式で開催された。

ワクチン接種等により、やっとコロナ前の暮らしができるようになった一方、対策が後手だとの非難や、ワクチン接種自体を反対する声もある。世の中には多様な意見があるのだ。

事実は一つだが、真実は人の数だけあり、その考えや意見が正しいかどうかは、個々によって異なる。その中で、多くの共感を得られたものが大勢の意見となるが、少数の意見を無視するのではなく、異なる意見も受け入れ、折れ合い点を探るのがよりレベルの高い民主主義だと私は思う。

とさっ子タウンでは、様々な地域からこどもたちが参加するため、顔見知りでないこどもたちのコミュニケーションが生まれる。こどもたちは、仮想の街で楽しみながら働き消費しすることで、自主的な判断を繰り返し、失敗も許されることで学んでいく。

私たちは、この事業の開催が民主主義の根源であるシチズンシップの育成に繋がる事を大いに期待している。

理事 森岡 眞秋