近年、物忘れが甚だしい。
「誰だったっけ」 久しぶりに会った知人、顔は覚えていても名前が出てこない。
「どこに置いたっけ」 今置いた鍵束の場所を思い出せない。
「また再設定だ、とほほっ」 新規に設定したパスワードが出てこない。
「なんか大切なことを・・・」 運転中に思いついた急ぎの用事、帰宅するとすっかり忘れている。
「なにか買い忘れてる」 必要な買い物はメモっておかないと、まず思い出せない。
「あの人、あの人、あのドラマにも出ていたあの人」 有名俳優の名前がでてこない。
「なんだったっけ」 2階で1階での用事を思い出して、下りてみると忘れている。
結構、落ち込む。
調べてみると、
「60歳頃になると記憶力の低下に加えて判断力や適応力の衰えもみられるようになり、物忘れが次第に多くなってきます。」とのこと。まさしく当てはまる。
ただ、加齢による物忘れならいいのだが、認知症の前触れによる物忘れなのかが気になって仕方がない。
さらに調べてみると、
物忘れの範囲が「一部」か「全体」か
物忘れの自覚が「ある」か「ない」か物忘れの自覚が「ある」か「ない」か
日常生活に支障が「ある」か「ない」か
が分かれ目になるとのこと。う~~む。
娘たちは、「お父さん、もう年よ、あきらめや!」と笑うが、本人はいたって本気で心配している。
ところで、
涙もろくなってきた。他愛もないことでもウルっとくる。短気になったような気もする。
そろそろ、人生の終い方を考えていかなければならないのか!
理事 四宮 成晴