2024年12月現在、高知県には、6,848人の外国人が住んでいるそうです。
高知県の人口が、64万8,313人(2025年4月1日現在)なので、およそ100人に一人が外国人ということになります。
4年前は、外国人4,500人程度で、高知県人口は68万4,000人程度だったことを考えると、県内の外国人の比率は急激に増えています。
また今後、高知県在住の日本人は少なくなり、外国人は増えていくことが予想されます。
そのような環境の中で、これからの社会活動、地域活動において、外国人と一緒に取り組む「多文化共生」の視点は当たり前になると思われます。
この点においては、様々な意見や感じ方がありますが、個人的には、そこで大切なことは、もともとそこに暮らす私たちの在り方を伝えることではないかと思います。
日本人同士でもそうですが、必要以上に相手に合わせたり、譲ったりすることが「共生」ではないはずです。
これからは「自分(たち)」を相手にしっかり伝えることが、より大切になってくるのではないでしょうか。
私の子供は12歳です。ふと思うことがあります。
今、日本に来ている外国人の若者が、日本で家庭を作り、そこに生まれた子供の中から、私の孫の国語の先生が出てくるかもしれないと。
理事:北川 力
